予感
淋しさに眠れぬ夜が
どれだけあっただろう
壊れてしまいそうなほどに溢れる
あなたへの想い
恋焦がれ、待ち焦がれての再会なのに
ふと気がつくと
あなたは私を見ていない
見つめあっているのに
絡まない視線
私越しに何を見ているの
私に向ける
おだやかなその微笑みも
どことなく曖昧なのは何故
胸の高鳴りを抑えきれずに
飛び込んだ胸の中で
ふとよぎる不安
どんな顔で私を抱きしめているの
あなたの顔が見えない
あなたの心がわからない
ひと頃の情熱とは違う
やさしすぎる、あなたの抱擁が
何故かしら、怖い気がした
本当は気づいている
私の望んだ幸福はきっと
あなたの中にはないこと……
すれちがう想い……
なにかが壊れてゆく予感……
「愛している」と
あなたのくちびるが静かに動いて
そのまま私のくちびるに重なる
やさしく、おだやかなKISS
けれどもそれは……
愛からも恋からも
どこか遠い気がした
あんなにも、恋焦がれ、待ち焦がれた
あなたは今ここにいるというのに
重ならない想い
触れ合わない心
愛からも恋からも
どこか遠い気がした
-----------------------------------------------------------------------------------------------
■ちょほいとヒトコト
解説っつぅのもなんだかなぁ、と思うんですけども、わかりづらいんで(笑)、ちょっとだけ。
語ってるのは「さらば〜」 (別に「2」でもいいんだけど……) の雪ちゃん。
オシゴト帰りの古代君を迎え、結婚・新生活に向けてのお買い物デート中・後の心中、ってとこでしょか。
せっかくの再会もデートも古代、アンタは上の空だったねえ……。
気持ちはわかる。けどねえ……。
しかしながら、護衛艦じゃ〜、恥ずかし気もなく、しっかり写真を飾ってるし、眺めてるし、相原にからかわれても、まんざらでもない様子だし。
まあ、嬉しいには違いないんでしょうけども。(笑)
でも、もし――。
彗星帝国がやって来なかったら、古代君、雪のお迎えや、買い物デートに、どんな反応したんだろうか、と。
どっちにしても「俺が望んでた地球は、こんなんじゃないぞっ!こんな、腑抜けた地球にしたかったんじゃないんだぁ〜〜〜っ!」
とかなんとか。そんなことで頭がイッパイのような気がしないでもなく。
んなことを考えながら書いていたら、ば。なんだか妙な内容になってしまった……。
私って、私って……。
片恋体質なんでしょうかああああ?????(T_T)
なんだか暗くてゴメンなさい。